植物にトゲがあるのはなぜ?その理由とは

綺麗なものにはトゲがあると昔から言われていますが、植物にもトゲがある種類がいます。

トゲが代表的な植物の中でも、バラにはなぜトゲがあるのか、その理由について解説していきます。

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理由その1:自分の身を守るため

綺麗な植物の代表でもあるバラは非常に人気が高く、育てている人も多いとされています。

しかし、トゲがあるので何気なく触って痛い思いをした人も多いのではないかと思われます。

バラにトゲがあるのはもはや常識ですが、なぜトゲがあるのか考えてみたことがある人はどれ位いるでしょうか。

バラにトゲがある理由としてまず考えられるのは、自分の身を守るために防御の目的でトゲがあるという理由です。

綺麗で鮮やかで、そして香りの強いバラは虫だけでなく動物などにも襲われることもあるでしょう。

そんな外的要因から自分が傷つけられるのを避けるために、トゲが生えているのではないかというのが考えられる理由と言えます。

理由その2:ラジエーターの役割

その他に考えられる植物のバラにトゲがある理由としては、暑さを凌ぐためのラジエーターの役割をしているのではないかという理由です。

実はバラは非常に暑さに弱く、イングリッシュローズなどの品種によっては日本の気候ではなかなか育たずに枯れてしまう種類もいるとされています。

すべてのバラが暑さに弱いわけではないですが、ヒマワリなどの夏の暑さでも問題ない植物と比較すると、やはりバラは暑さに弱いデリケートな植物と言えるのではないでしょうか。

枝の表面にトゲをたくさん生やしておけば、その分風が吹いたときにトゲに風が当たり冷やしてくれる効果が期待できるため、そのためにトゲがあるのではないかという理由も十分に考えられます。

理由その3:トゲはピッケルの代わり?

この理由は少し推測になると言えますが、バラにトゲがあるのはピッケルの代わりにしているのではないかという理由です。

バラはとても太陽が好きな植物です。

そのため、なるべく他の植物を押し分けてでも太陽の光に当たりたいと考えたかどうかはわかりませんが、他の植物をピッケルの形のトゲを利用して登っていくために、バラにはトゲがあるのではないかという理由です。

もちろん、実際のところどうなのかはわかりませんが、それも理由の一つと考えられるのではないでしょうか。

サボテンなど、バラ以外にもトゲがある種類の植物はいるとされていますので、それぞれの植物がどんな理由でトゲを持っているのかを考えると楽しいかもしれませんね。

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