園芸に使う薬剤の種類と使い方

みなさんは園芸で、どのような種類の薬剤を使っていますか?

「なるべく薬剤は使いたくない」という方も多いと思いますが、害虫の被害にあったり病気になってしまったりした場合など、使わなければいけないときもあります。

そのようなときは、たくさんの種類の薬剤の中から、どれを使えば良いのでしょうか?

今回は、園芸で使用する薬剤の種類と使い方について、解説をしていきたいと思います。

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薬剤の種類とその効果

薬剤といっても、たくさんの項目と種類があります。

まずは害虫を駆除する“殺虫剤”、植物の病気を治す(または予防する)“殺菌剤”、植物や野菜の成長を促す“栄養剤”、雑草を枯れさせる“除草剤”などさまざまです。

それぞれ薬剤ごとに、殺虫剤や殺菌剤であれば対象の虫や病気があり、栄養剤には対象の植物や野菜があります。

違うものを使ってしまうと、効果がなかったり枯れてしまったりすることもありますので、使う前にしっかり説明を読んで使用するようにしましょう。

薬剤には、液体、固体、粉末など材質にも種類があります。

育てている植物や野菜の環境によって、使い分けると良いでしょう。

では実際に、それぞれの薬剤をどのように使えば良いのでしょうか?

次は薬剤の使い方と注意点について、解説をしていきたいと思います。

安易な扱い方をしない

まずは液体の薬剤ですが、直接植物にかけるのか土に流して根から吸わせるのか、それぞれの使い方があります。

固体や粉末だと主に、土の中に入れるのか土の上に撒くのかに分かれます。

前述でも解説した通り、使い方を間違ってしまうと効果が出ませんので気をつけましょう。

さらに植物や野菜に使われる園芸用の薬剤と考えると、人間にはあまり害がないように感じますが、当然そうではありません。

使い方をきちんと守って使わないと、怪我や事故につながることもありますので気をつけましょう。

液体を散布するときには主に、霧吹きを使う方が多いと思います。

このときに気をつけなければいけないのは、吸い込まないようにするために風下に立たないことです。

マスクやメガネなどをつけて、散布すると良いでしょう。

粉末や固体を散布する場合は、直接手で触ることもありますので手袋をつけて作業をするようにします。

もし直接皮膚についてしまった場合は、すぐに洗い流すようにしましょう。

散布が終わったあとは、うがいや手洗い、服を着替えるなどしてください。

また薬剤を散布した場所に、ペットや子供を近づけないようにしましょう。

残った薬剤は物によっては、鍵付きの場所に保管しなければなりません。

そうでないものでも、しっかりふたを閉めて安易に使うことのできない場所に置くようにしましょう。

まとめ

園芸において、薬剤は必ず使わなければならないときがやってきます。

使い方を知らないと植物や野菜、さらには人間にも悪影響となってしまうこともありますので、しっかり理解した上で薬剤を使用するようにしましょう。

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