毎日欠かさずお世話をしてきた植物に元気がないと思ったら、根元が枯れていたなんてことはよくある話です。
では、根元が枯れる原因として考えられることとはどんなことなのでしょうか。
原因その1:水のやり過ぎ
一生懸命育てているのになぜか育たない、根元が枯れてしまうということを繰り返している人は多いのではないでしょうか。
特に、根元が枯れることで植物をダメにしてしまうことは、植物を育てる初心者にありがちなことなのですが、なぜ根元が枯れるのかその原因としてどんなことが考えられるのか気になるところです。
根元が枯れるのはいわゆる根腐れという状態なのですが、そのような状態となる原因としてはいくつかのことが考えられます。
まず、考えられる一つの原因としては、水をやりすぎてしまい根元が腐っている可能性があるということです。
大切に育てようとこまめにお世話するのは悪い事ではないですが、植物は野生でも生きていけるくらい実はたくましい存在でもあるため、お世話のし過ぎは返って植物が枯れる原因となってしまうことがあるのです。
そのため、水やりの回数を少なくしたり、完全に土が乾いた状態になってから始めて水やりをるようにするなど、水やりの仕方を工夫して頻度を少なくすることをおすすめします。
原因その2:水はけが悪くなっている
その他で考えられる根元が枯れる原因としては、土の中の状態が水はけの悪い状態となっていることが原因とも考えられます。
鉢の土の中の水はけが悪い状態だと、水をあげても全体に行き渡らないだけでなく、吸収せず水が土に残った状態となりますので土の中の湿度が高くなり、根腐れを起こしやすくなって根元が枯れる原因となっているのかもしれません。
その場合には、ふかふかの状態の土に入れ替えて、水はけを良い状態に保つことで枯れないように改善できるのではないでしょうか。
原因その3:根詰まりしている
根元が枯れる原因としては考えられることはまだあるとされています。
根元は、根詰まりを起こすことによっても枯れる原因となることがあるとされています。
根詰まりとは、鉢の大きさに対して植物の根が大きくなりすぎて、水分や栄養を吸収できない状態のことを指します。
そのまま放置してしまうと根元だけでなく、植物の全体が枯れる原因ともなりますので、植物が鉢から大きく張り出して生育が悪くなっているのなら、根詰まりを起こしている可能性があります。
定期的に鉢の裏側を確認して、根が窮屈な状態となっているようなら早めに大きめの鉢に植え替えておくのが望ましいでしょう。
このように、植物の根元が枯れる原因としてはいくつかのことが考えられますので、原因に対してしっかりと対処できるように心がけてみてはいかがでしょうか。