みなさんは園芸で野菜を作る中で、何を大事にしていますか?
水やり、陽当たり、育てる時期など、野菜を作るときには大切なことがたくさんあります。
そんな多くの項目の中でも1番気にするのは、土に関することだと思います。
園芸ではどのような土が、どのような野菜に適しているのでしょうか?
今回は、園芸において野菜と土の関係性について、解説をしていきたいと思います。
土の酸性度とは
みなさんは自分の畑やプランターの土が、どのような性質か知っていますか?
液体にアルカリ性や酸性があるように、土にも同じように性質が異なってくるのです。
pH値(ペーパーち)と呼びますが、これが野菜作りにとても大切ですので、まずはpH値を測ってみましょう。
pH値を測るものは、ホームセンターで手に入れることができます。
種類も様々で内容が違っていますので、自分の調べたい項目があるものを選びましょう。
主な野菜の適したpH値は、ジャガイモで5.2から6.0、ピーマンで5.5から6.8、ブロッコリーは6.0から6.5、キャベツ・玉ねぎ・大根で6.0から7.0となっています。
作りたい野菜に適したpH値の、土づくりをしましょう。
土はふかふかであると、良い土と言われます。
ミミズがいる土は良い土と言われますが、これはミミズが畑を耕してくれて土がふわふわになることからそのように言われるのです。
では、どのようにしてふかふかの土を作るのでしょうか?
次は、野菜を作るための土作りの方法について、解説をしていきたいと思います。
焦らずゆっくり作る
園芸で大切な土作りですが、ゆっくり長い目で見て作ることが大切です。
土の性質は何を撒いたからといって、すぐに変わるものではありません。
植え付けを始める時期から逆算して、土作りを始めましょう。
まずは前述の通り、土のpH値を測ります。
適した値でなければ、その値にするために苦土石灰などを混ぜ込みます。
苦土石灰を混ぜたら、すぐに効果は出ませんので1週間はおくようにしましょう。
その後は堆肥を混ぜます。
こちらも、その後1週間くらいおきましょう。
苦土石灰も堆肥も、しっかり混ぜこむことが大切です。
ダマになったり偏ったりしないようにしましょう。
あとは植える野菜によって変わってきますが、雑草が生えやすい季節はマルチシートをはったり、虫がつきやすい野菜には網をはったり、それぞれの野菜に適した環境を作ってあげるようにてください。
まとめ
野菜を作るのは単純そうに見えて、意外と奥が深いのです。
特に野菜がしっかり育つために、土作りは重要です。
畑が無くプランターで野菜を育ててみたいという方は、はじめのうちは市販のすぐに使うことのできる園芸用の土を使ってみるのもオススメです。