みなさんは園芸をどのような場所でされていますか?
園芸というと、広い畑や花壇をイメージする方も多いと思いますが、プランターでも簡単に園芸をすることができます。
しかしプランターでの園芸では、土の入れ替えが難しいのではと思うでしょう。
今回はそんな方のために、プランター園芸での土再生の仕方について、解説をしていきたいと思います。
プランター園芸の良いところ
花壇や畑などの広い場所では、たくさんの植物を育てることができ、土も一度作ってしまえば良い土に育ちます。
逆にプランターの土はひとつの植物に合わせて作ってしまうと、次の植物を作るときにまたその植物に合わせた土を作らなければなりません。
しかし、その手間以外は花壇や畑よりも良い点が多く、手軽に始めることができたりプランターを好きなところに移動できたりします。
またプランターの形や大きさも様々で、自分の好きなデザインのものを選ぶことができ、アレンジも多彩です。
さらに土もホームセンターなどに売られている、すぐに使うことができる培養土をプランターに入れればその日に植え付けができます。
プランター では育てる植物や野菜が限定されると思われがちですが、意外とある程度のものが栽培できます。
では、育て終わったあとの土再生はどのようにすれば良いのでしょうか?
次は、土再生の仕方について解説をしていきたいと思います。
捨てるのも大変!それなら再生しよう!
使ったあとの古い土は、菌やウイルス、ゴミが混ざっていたり養分が失われていたりするので、次の植物や野菜を育てるのは不向きとされています。
しかし、捨てるのにも普通のゴミとして捨てることができない自治体が多く、手間がかかってしまいます。
土を再生できるのであれば、再生して使いたいですよね。
では、どのようにして土を再生させるのでしょうか?
方法としてはまず、土を乾燥させます。
そのあと、ふるいにかけて小さなゴミや不純物を取り除いてください。
次にその土を消毒します。
消毒するには、土のリサイクル材である“土壌改良剤”を混ぜ込みます。
または腐葉土や堆肥などの有機物を混ぜて、土の状態を整えましょう。
土壌改良剤は決められた量を、腐葉土や堆肥などは再生したい土の半分の量を目安にします。
最後に徐々に栄養が溶け出す、緩効性肥料を土全体にしっかり混ぜ込みましょう。
この緩効性肥料が一番重要なので、必ず混ぜるようにします。
あとは植え付けですが、連作障害がでないようにできるだけ科の違うものを植えるようにしましょう。
まとめ
プランターで園芸をするには、土再生の方法を覚えておくととても便利です。
毎回捨てるのももったいないですし、手間もかかります。
作物だけではなく、土にも愛情を持って育てていきましょう。