園芸で大活躍!ゼオライトの使い方とその効果

みなさんは園芸で使う、ゼオライトというものを知っていますか?

園芸初心者の方は特に、聞きなれない名前だと思います。

ゼオライトは沸石と呼ばれる石ですが、園芸で使うとかどのような効果が出るのでしょうか?

今回は、園芸においてゼオライトの使い方とその効果について、解説をしていきたいと思います。

スポンサーリンク
gardening-studyレクタングル大

ゼオライトって何?

まずは、ゼオライトがどのようなものなのかを詳しくみていきましょう。

ゼオライトは沸石とも呼ばれる石で、水分子を吸収し加熱すると水分子を放出します。

この様子が沸騰しているように見えることから、沸石と名付けられました。

天然のゼオライトと人口のゼオライトがあり、天然のものは海や湖の底に沈んだ火山灰が積もり、強い水圧がかかることによってできたものと言われています。

ゼオライトは多孔質構造であり、たくさんの細い穴がたくさん開いています。

その穴の大きさはミクロレベルで、この細かな穴がゼオライトの効果を発揮させているのです。

そんなゼオライトですが、どのような効能があるのでしょうか?

また、園芸への使い方はどのようなものがあるのでしょうか?

次は、ゼオライトの効果と園芸への使い方について、解説をしていきたいと思います。

優秀なゼオライト

効果のまず1つ目は、水質を浄化するということです。

水中の重金属などを取り除き、水質を改善してくれます。

さらにアンモニアを吸収してナトリウムを放出します。

つまり、不要なイオンを吸収し綺麗なイオンを出して、イオン交換をしてくれるという働きもあるのです。

2つ目は匂いをとる、脱臭効果があるということです。

前述でゼオライトには細い穴がたくさん開いていると言いましたが、その穴が臭いの元を分子レベルで吸着します。

アンモニアを吸収する力だけでいうと、活性炭よりも大きな効果を発揮してくれるのです。

3つ目は、湿気をとってくれるということです。

ゼオライトは湿度が高いと湿気を吸い、湿度が低くなると吸った湿気を吐き出します。

まさに、除湿機のような働きをしてくれるのです。

最後4つ目は、園芸において土壌改良の効果があるということです。

では園芸での使い方を、詳しく解説していきたいと思います。

ゼオライトを土に混ぜると、不要なイオンを吸収して必要なイオンを出してくれるのです。

となると、使い古してバランスの崩れた土でもしっかり改良してくれるのです。

またゼオライトは農薬ではないので、無農薬にこだわる場合には特にオススメです。

さらにゼオライトを混ぜた土は、収穫量が上がったり病気や害虫の被害にあいにくかったりと、利点がたくさんあります。

使い方は、庭や畑の場合は直接まいて混ぜ込んでください。

植木鉢やプランターの場合は、底石として使うか上に敷いて栄養として使うのも良いでしょう。

まとめ

このようにゼオライトは、とても優秀な物質であることがわかります。

園芸だけでなく、水槽や日常生活でも役に立つので一家に一袋あっても良いぐらいですね。

スポンサーリンク
gardening-studyレクタングル大

gardening-studyレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする