みなさんは園芸において、種まきの時期がいつが良いのか知っていますか?
園芸初心者の方は、「種から育てるのは難しい」と苗からチャレンジする方も多いと思いますが、種まきの時期に最適なのはいつなのでしょうか。
今回は、園芸において種まきに適した時期について、解説をしていきたいと思います。
種から育てる?苗から育てる?
園芸では初心者の方は主に、苗から育てる方が簡単です。
種から育てると売られているような苗の大きさまで育てるまでに、手がかかることが多いからです。
そうは言っても慣れてきたら、「自分も種から育てたい!」と思う方も多いでしょう。
植物や野菜を種から育てる場合は、事前にしっかり情報を集めて種まきを始めなければなりません。
種まきの時期、水やりの方法、肥料の量、日当たりと成長の関係など、事前に知っておくべき情報はたくさんあります。
その中でも1番間違えてはいけないのが、種まきの時期です。
種まきの時期を間違えてしまうと、まずもって芽が出ないという結果になってしまいます。
芽が出ないと何も始まりません。
では、種まきに適した時期はいつなのでしょうか?
次は、種まきの時期についてもう少し詳しく、解説をしていきたいと思います。
種まきの時期はそれぞれにある?
「今からトマトを植えたい!」と急に思い立ったとします。
ホームセンターへ向かいタネを買って、「さぁ、植えよう!」と、その前に確認してほしいことがあります。
ホームセンターに行けば、種は1年中どの野菜でも売られています。
だからといって、1年中いつでも植えることができるとは限りません。
というよりも、1年中いつでも植えることができるものはほぼありません。
苗を購入するときを思い出していただくとわかると思いますが、1年中トマトの苗は売られていません。
トマトが成長するにあたって、好きな時期があるからです。
ではこれから、主な植物や野菜の種まきの時期を解説していきたいと思います。
まずは春(3月から5月)が種まきの時期のものです。
植物ではアサガオやヒマワリなど、夏に咲く花の種をまきます。
野菜では大根やトウモロコシ、主には夏野菜の種まきが適している時期です。
次は夏(6月から8月)です。
植物ではナデシコやコスモスなど、秋に咲く花の種をまきます。
野菜ではキュウリやキャベツ、白菜などの葉物の種まきをしましょう。
次に秋(9月から11月)では、植物だとシクラメンやペチュニアがオススメです。
野菜では秋同様、葉物の野菜の種まきが良いですね。
最後に冬(12月から2月)は、植物だと基本的に種まきはオススメしません。
野菜では、ジャガイモやほうれん草が適しています。
まとめ
このように、園芸において種まきの時期はそれぞれでかなり違ってきます。
種まきをする前にしっかり調べて、適した時期に植えるようにしましょう。