紫式部ってどんな植物?育て方について

紫式部と言えば、源氏物語の作者として有名ですが同じ名前の植物があることをご存知でしょうか。

そこで、気になる紫式部はどんな植物なのか、育て方や注意するポイントなどについて解説していきます。

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紫式部ってどんな植物?

紫式部の育て方を解説する前に、まずは紫式部がどんな植物なのかについて解説していきます。

紫式部は、日本をはじめ中国や台湾、朝鮮半島などに分布している植物で、シソ科のムラサキシキブ属に属するとされています。

庭先で多く見られ人気があるのはこの紫式部ではなく、もっと低木の「コムラサキシキブ」と呼ばれる種類とされており、最近ではコムラサキシキブも同じく紫式部と呼ばれているようです。

実はコムラサキシキブ以外にもシロムラサキシキブやオオムラサキシキブなど数多くの種類があるとされています。

紫式部の名前の由来は、その名の通り源氏物語の作者である紫式部にちなんでつけられたという説と、紫色の綺麗な小さな実を重なるようにして付けることから「ムラサキシキミ」という名前で呼ばれ、そこから派生して紫式部と呼ばれるようになったという二つの説があるとされています。

気になる育て方とは

では、紫式部の育て方について解説していきます。

育て方としては、種、挿し木、苗などいくつかの育て方があるとされていますが、初めて育てる場合には挿し木や苗が楽ではないかと思われます。

生育環境としては、日なたから半日陰の場所に植えて上げると良く育つとされていますが、完全に日陰となると生育に影響しますので、せめて半日は日に当たる場所に植えて上げるのが良いとされています。

植え付けや植え替えでおすすめの時期としては、厳冬期を避けた落葉期が良いとされており、耐寒性があるので多少寒くても元気に育つようです。

そもそも紫式部は日本に自生している植物ですので、特に何もしなくてもこぼれダネでも増えるほど丈夫で育ちやすいとも言われています。

紫式部を育てる上での注意点

今度は、紫式部を育てる上での注意したいポイントについて解説していきます。

実は、紫式部は鉢植えよりも庭植えに適した植物とされており、環境が良ければ害虫や病気に悩まされることも少なく、成長しすぎて困るほど育つと言われています。

そのため、鉢植えにした場合には少し育て方に注意が必要です。

庭植えの場合にはあまり気にする必要はありませんが、鉢植えでの育て方を選んだ場合には、生育が早いために根詰まりを起こしやすいため、1年に一度は一回り大きな鉢植えに植え替えて上げるのが良いでしょう。

水やりに関しては、庭などに植えている場合にはほとんど水やりする必要はないとされていますが、鉢植えの場合には夏場の暑い時期に水切れしないように注意することが大切です。

庭植えであれば放っておいても育つくらい丈夫で育てやすいとされていますので、大きなお庭がある場合には一度植えて育ててみるのも良いのではないでしょうか。

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