植物は動物のように鳴いたり言葉を発することもありませんが、話しかけると良いと昔から言われています。
では、なぜ植物に話しかけるのが良いのかその理由について解説していきます。
そもそも植物は人の言葉が分かるの？
猫や犬など、動物と言葉を交わすことが出来なかったとしても話しかけるが一つのコミュニケーションだと思われている人も少なくありません。
鳥や魚など、伝わっているかどうかはわからないにしても、つい可愛がっているペットに話しかけてしまう人も多いのではないでしょうか。
では、育てている植物に対してはどうなのか気になるところです。
ペット同様、手塩にかけてお世話をしている植物は自分にとって我が子同然です。
お世話をした分、それだけ大きく成長してくれたら、育てている人にとってはこれほどの嬉しいことはないと言えるでしょう。
ただ、実際に植物に話しかけるようにしたところで、植物は人間の言葉を理解しているのでしょうか。
植物は音が分かる？
植物に話しかけるようにしたら、人間の言葉を分かってくれるかどうかというのは難しいところと言えます。
猫や犬、鳥などは脳を持っているのである程度人間の話しかける言葉に反応することはありますが、植物の場合は脳があるわけではないので理解しているかどうかまではわからないと言えるでしょう。
ただ、人間が話しかける言葉を理解しているかどうかは定かではなくても、実際に音に反応する器官は持っていると言われています。
植物には目も耳もないのですが、虫に自分の葉っぱを食べられている咀嚼音に反応することが出来たという実験結果があり、話題になりました。
また、ある実験でずっと褒め続けた植物とネガティブな悪口ばかりを言われ続けた植物とでは成長が違っていたという動画が話題になったとされています。
もちろん、その言葉の本当の意味までは理解できないにしても、何かしら人間の話しかける言葉に反応しているというのは確かなのではないでしょうか。
植物に話しかけると良く育つ理由とは
良く、サボテンには心があるので話しかけると良く育つという話を聞くことがあります。
実際に、耳や脳はなくても植物は音を感知することが出来るため話しかけることで成長に影響することはあるのかもしれません。
また、植物に話しかけると良く育つ理由としては、もっとシンプルな考え方によってそれが正解という導きになると考える専門家もいるとされています。
水やりをする際に、何の反応もない植物には話しかけないのが普通ですが、良く話しかけるということはそれだけ育てている植物をよく見て観察しお世話をしているということになります。
植物がその人間の愛情を感じ取って良く成長してくれるのかどうかは定かではないにしても、きちんとお世話されている環境では植物は良く育つというのが道理ではないでしょうか。
それを考えると、植物に話しかけると良く育つというのは、それだけしっかりとお世話されているということであり、それが結果的に発育に影響してよく育つということにつながるのだとすると、あながち間違っていないことのなのかもしれませんね。