植物のホヤって何?種類と育て方について

ホヤという名前を聞くと、魚介類のホヤを思い出す人も多いかもしれませんが、実は植物でもホヤという名前の植物があることをご存知でしょうか。

そこで、植物のホヤとはどんなものなのか、種類や育て方について解説していきます。

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植物のホヤってどんなもの?

ホヤと言ったら海のパイナップルと呼ばれるホヤをイメージする人が多いかもしれませんが、ホヤは魚介類だけでなく植物にもいるとされています。

ホヤは、熱帯アジアやオーストラリア、太平洋諸島など温暖な地域が原産国の植物で、日本でも沖縄や九州などの南部に自生している植物です。

サクラによく似た可愛らしい花をつけることから、「サクララン」と呼ばれることも多く見かけたことのある人は多いと思われますが、それがホヤという名前であることを知らない人は多いのではないかと思われます。

寒さや高湿度な場所は苦手ですが、乾燥や暑さに強く、種類も豊富なので様々な種類のホヤが楽しめるとされています。

実はたくさん!ホヤの種類とは

では、そんな植物のホヤにはどんな種類があるのか気になるところですが、実はホヤの品種の中には「え?これもホヤ?」と言いたくなるほど姿も形も異なっている種類があるとされているのをご存知でしょうか。

一般的ホヤと言えばサクラランと呼ばれる種類を指すことが多いですがこれはホヤ・カルノーサと呼ばれる種類とされており、それ以外には肉厚のハートの形が特徴的で「ラブハート」、「ハートケリー」という名前でも親しまれているホヤ・ケリーなどもあるとされています。

その他にも、流れ落ちる星のような形をした花が咲くことから、「シューティングスター」や「彦星」「天の川」などとも呼ばれるホヤ・ムルチフロラや、葉っぱがカールしたようになっているのが特徴的なホヤ・コンパクタなどもあるとされています。

このように、ホヤには数多くの種類があるとされていますので、その中から好みの一種類を探して育ててみるのも良いかもしれません。

ホヤの育て方は?

数多くの品種があるとされているホヤですが、育て方としてはどのように育てるのが良いのでしょうか。

初めてホヤを育てる場合には種から始めるよりも苗や挿し木で始めるのが良いと言えますが、最初は鉢植えにすでにある程度育っているものを購入して育てるのが一番簡単です。

鉢植えを購入したら、春から夏にかけての暖かい時期はしっかりと水やりをするのが基本なのですが、過湿を嫌うので日当たりや風通しの悪い場所は避けておくのが良いとされています。

特に、ホヤに付きやすい害虫であるカイガラムシは風通しが悪くホコリっぽいと発生することが多く、またカイガラムシの排せつ物から病原菌が引き寄せられてすす病などを発症することもありますので、見つけたらすぐに駆除するように心がけましょう。

ホヤは、暖かい地域に自生している植物ですので、寒さは非常に苦手です。

日本の冬の時期は、最低でも室内の気温が5度以上ある温度環境で育てなければ枯れてしまうことも考えられますので、冬場は部屋の中で生育させるのがおすすめとされています。

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