植物を選定するのは大切なこととされていますが、初めて植物を育てて剪定する場合には、どの場所を選定するのか悩んでしまうところです。
そこで、植物にとって剪定はどんなメリットがあるのか、どんな場所を選定したら良いのかについて解説いたします。
剪定ってどんなこと?
植物は剪定した方が良いとされているのですが、実際に植物を剪定するとはどういうことなのかよくわからないという人も多いのではないかと思われます。
特に、植物を初めて育てている人は実際にどこを剪定すれば良いのか悩んでしまうことも多いでしょう。
植物の選定する場所を考える前に、まずは剪定というのはどういうことなのかについて解説いたします。
剪定は、簡単に言ってしまうと植物の葉っぱや枝が伸びすぎてしまった場合にそれを切って整えることとされています。
せっかく伸びてきている植物の葉っぱや枝を切ってしまうのは抵抗があるという人も少なくないと思われますが、実は剪定することは植物にとって良いメリットがあるとされているのをご存知でしょうか。
植物を選定するメリット
では、植物を剪定することで良い事とはどんなことなのでしょうか。
当然、今伸びている枝や葉っぱを切ってしまうのですから、それを剪定するということはそれなりの意味があると言えるのですが、どんなメリットがあるのか気になるところです。
例えば、人間も髪の毛を伸ばしたままにしていると毛が絡まったりフケが溜まりやすくなったりかゆくなったりするだけでなく、見栄えが悪くなることが考えられます。
そのため、時々美容院で髪の毛をカットしてすっきりすることがあると言えますが、植物にも同じことが言えるのです。
植物の成長に合わせてそのまま伸ばし放題にしていると、枝や葉っぱの密度がぎっしりしてしまい病気になりやすくなったり害虫が付きやすくなってしまいます。
剪定をして伸びすぎてしまった葉っぱや枝を切ることは、より植物が成長しやすくするためにも剪定は必要なこととされているのです。
どの場所を選定する?注意点とは
剪定が植物にとって必要なことだというのは理解できたと思われますが、どの場所を剪定した方が良いのか気になる人も多いのではないでしょうか。
また、植物を剪定する上での注意点はあるのかも気になるところです。
植物を剪定する上での注意点としては、清潔に保った状態で切っていくことだとされています。
剪定は、そのまま植物の枝や葉っぱを切ることなのですが人間に例えると傷口ですので、不潔な状態で剪定するとそこから雑菌が入って病気になってしまうことも考えられます。
そのため、剪定する場合には園芸用の清潔なはさみを使用することをおすすめします。
剪定する場所としては、植物の幹の部分のぽこっと出ている部分を成長点と呼ぶのですが、その部分を残して切っていくのが良いとされています。
成長点は盛んに細胞分裂が行われている部分ですので、なるべく切らないので残しておくのがおすすめです。
たくさん剪定してしまうと少しもったいない気がしますが、植物のこれからの成長のことも考えてしっかりと剪定してあげるのが望ましいでしょう。