いつも甲斐甲斐しくお世話をしていた植物の、葉っぱが何となく元気ないように感じるということは、育てていると直面することもあるでしょう。
では、植物の葉っぱが元気ない時の対処法について解説していきます。
植物の葉っぱが元気ない、その原因は?
いつもお世話をしているのに何となく植物の葉に元気ない、と思った時はどうすれば良いか悩ましいものです。
葉が黄色く変色してしまったり、丸まってきているなど葉っぱの様子はそのまま植物の体調ともなりますので、注意深く観察しておく必要があります。
対処法を考えるには、まずその原因を知ることが大事と言えますがなぜ植物の葉っぱが元気ない状態なのでしょうか。
植物の葉っぱが元気ない原因としてはいくつかのことが考えられます。
まず、葉が茶色くなっている場合には水不足や葉焼けが原因と考えられるとされており、黄色くなる場合には室内での生育による日光不足が原因です。
その他、白っぽいときはカビや寄生虫の可能性が高く、黒ずんでいる場合には凍傷が原因とされているようです。
いずれにしても、葉の状態を常に意識しておくことが、枯れさせないようにするコツと言えるのではないでしょうか。
植物の葉っぱが元気ないときの対処法とは?
では、葉っぱが元気ないときの対処法としてはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
やはり、対処法は原因に沿った解決策を試してみるのがおすすめです。
葉が茶色くなっている場合には水不足と葉焼けが原因とされていますので、しっかりと水やりをして不足を解消して、直射日光が当たらない日陰の場所に移動するのが良いでしょう。
黄色くなる場合には日光不足ですので、逆におひさまの光にしっかり当ててあげるようにします。
葉が黒ずむことが多いのは暖かい地域に生息している植物が多く、寒すぎて凍傷を起こしていることから、特に冬場など寒くならないようにきちんと温度管理をしてあげるのが良いでしょう。
葉の状態が病気につながることもある?
葉が変色する他に、葉の形状が変わって元気ない状態もあるとされていますが、それはどんな状態なのでしょうか。
例えば、葉の色は問題ないものの葉の先端が丸まっていることがあるのですが、これは水不足のサインとされていますのでしっかりと水やりをするようにしましょう。
また、葉に触るとベタベタして元気ないと感じる場合には、カイガラムシの排泄物が葉の表面に付着して元気ない状態となっている可能性が高いです。
カビや害虫がつくのは植物の環境が風通しの悪い状況となっていることが多いので、風通しの良い場所に移動してあげるのが良いでしょう。
植物にとって葉っぱはそれこそ人間の顔のようなものですので、常に観察することを忘れず、元気ない状態となって居たらすぐに対処してあげるのが良いのではないでしょうか。