みなさんは園芸で、バラを育てたことはありますか?
一般的にバラを育てるのは難しいというイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。
また、バラが病気にならないためや病気になってしまった場合には、どのような対応をしたら良いのでしょうか。
今回は、バラを育てるために知っておきたいことや病気になってしまったときの対応について、解説をしていきたいと思います。
バラを育てるのは難しい?
冒頭の通り、園芸でバラを育てるのは難しいと思っている方が多いと思います。
しかし、自分が育てる場所の環境に合ったタイプのバラを選ぶことによって、格段に育てやすくなるのです。
バラには木のように育つもの、ツルが伸びて育つもの、花自体が普通のものより小さいもの(ミニバラ)などがあります。
植木鉢やプランターに植えるのであれば、木のように育つものかミニバラがオススメです。
ツルをはわせる場所がある方は多彩なアレンジもききますので、ツルが伸びる品種がオススメです。
さらに咲き方にも違いがあり一期咲きと四季咲きに分かれ、一期咲きは年に一度(春)しか咲きませんが大きな花を咲かせます。
四季咲きは一期咲きに比べると小ぶりの花ですが、年に数回花を咲かせます。
それぞれのバラの特長をふまえて、自分が育てたい品種を選びましょう。
育て方の注意点は、バラを育てるのに大切なのは水です。
しかし、与えすぎや葉に水をかけすぎるのは良くありません。
植木鉢やプランターで育てる場合に水はけが悪いと感じたときは、底石を敷くなどして水がしっかり抜けるようにしてあげましょう。
ここまでみると、園芸でバラを育てるのは意外と簡単なのがわかると思います。
しかし植物を育てる上で心配なことはやはり、病気や害虫の被害でしょう。
次は病気に対しての対処法について、解説をしていきたいと思います。
手をかけるだけが愛情じゃない!
バラの花はとても綺麗で、その見た目からついつい過保護に育ててしまいがちです。
元気がないなと思ったら、水をあげたり肥料をあげたりと至れり尽くせり。
しかし意外にもバラは強く、少し元気がないときには逆に放っておくと元に戻ったりします。
バラに元気がないからといって水や肥料を与えても、それを吸収する力もないので肥料過多になってしまいますので、一旦、見守るということも大切なのです。
このように少し元気がないときは、上記の方法で様子を見ましょう。
では、この他に見るからに病気の被害が出ている場合はどうすれば良いのでしょうか?
主な病気としてまずは、うどん粉病です。
葉っぱが粉をふいたようになります。
薬剤を散布することにより、予防することができます。
次は、黒点病です。
水やりや降雨時に跳ね返った土により起こってしまいます。
水が跳ね返らないように、マルチングなどをして対策をしましょう。
まとめ
園芸においてバラの栽培は、病気になってしまってからでは遅い場合もあります。
葉だけの被害が、花や茎など全体に広がってしまうこともあります。
バラが病気になった場合は病気の種類と原因、そして対策法をすぐに特定して対応してあげましょう。