「幸福の木」として知られているドラセナには、どのくらいの種類があるのかご存知でしょうか。
また、これからドラセナを育てようと思っている人に、気になる育て方についても解説していきます。
ドラセナってどんな植物?
別名幸福の木とも呼ばれているドラセナはどんな植物なのかご存知の人はどれくらいいるのでしょうか。
ドラセナは熱帯アジア・アフリカに自生している植物とされており、キジカクシ科のドラセナ属に分類される常緑樹とされています。
その中でも象の足のように太い幹を持つドラセナ・マッサンゲアナは、ハワイでは玄関に置くと幸福が舞い込むと言い伝えられていることから、「幸福の木」と呼ばれる所以になったとされています。
観葉植物としても人気が高く、丈夫で育てやすいとされています。
実に数多くの種類があるとされているのですが、実際にどのくらいの種類があるのでしょうか。
種類はどれくらいあるの?
幸福の木と呼ばれているドラセナには、実際にはどのくらいの種類があるのか気になるところです。
ドラセナの種類としては、熱帯アジアや熱帯アフリカに自生しているだけでも約160種類もあるとされており、それぞれ特徴的なフォルムと色鮮やかな見た目で非常に人気があるとされています。
ドラセナの中でも代表的な種類としては、初心者におすすめでグリーンとホワイトのストライプが美しいワーネッキーや、光沢のある濃い緑が特徴的なドラセナ・コンパクタ、幸福の木と呼ばれるドラセナ・マサアンゲアナなどがあります。
その中でもコンシンネの改良品種で黄色の班に3色の色合いが美しいことからその名がつけられたトリコロールは、ドラセナの中でも一、二を争う美しい種類とされています。
育て方は簡単?難しい?
今度は気になる育て方について解説していきます。
幸福の木として知られているドラセナを育てたいと思う人にとっては、育て方が難しいのかそれとも初心者でも育てられるのか気になるところではないでしょうか。
ドラセナは、人間にとって心地よい環境と感じる場所が、ドラセナにとっても良い環境であることが多いので室内で育てるのに適しています。
耐陰性がありますがあまり当て過ぎないと日光不足となり弱ってしまうことも考えられますので、1週間のうちの4日はしっかりと日光浴をさせてあげるのが良いと言えます。
水やりに関しては、比較的乾燥状態を好むので、そこまで頻繁に水やりをする必要はないとされています。
冬の過ごし方については少し注意が必要で、そもそも熱帯地方が原産の植物ですので、そこまで弱くないものの寒さは苦手とされています。
10度以下になると寒さで弱ってしまい枯れてしまうこともありますので、寒さ対策は十分に行うのが良いと言えるでしょう。
植物を窓際に置く人が多いですが、窓際は外気温の冷気の影響を受けやすいので、朝の気温が15度を切るようになったらなるべく部屋の内側に置くようにするのが良いと言えます。