観葉植物の中でも人気のヘデラにはどんな種類があるのかご存知でしょうか。
また、気になるヘデラの育て方についても解説していきます。
ヘデラってどんな植物?種類は?
ヘデラという名前を聞いてもいまいちピンとこない人も多いかもしれませんが、「アイビー」という名前なら聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
ヘデラ、あるいはキヅタという名前でも知られているこの植物は、北アフリカやヨーロッパ、アジアを原産とするつる植物とされており、最近では100円均一などでも見かけることが多いのでご存知の人も多いかと思われます。
小さな赤ちゃんの手を広げたような葉っぱの形をしているので、愛らしくインテリアとしても重宝する植物と言えます。
また、1年を通して常緑を楽しめることと、放っておいても何とか育つところなど、園芸初心者でも比較的育てやすい植物としても知られています。
気になるヘデラの育て方について
では、今度はヘデラの育て方について解説していきます。
ヘデラは耐陰性のある植物なので直射日光に当てなくても良く育つことが特徴です。
耐陰性の植物ですので日陰でも育ちますが、理想的な日光浴として午前中は軽く日が当たる程度の半日陰で育てるのが良いとされています。
水やりに関しては、庭植えであればほとんどあげなくても問題ないですが、鉢植えなどの場合には土が乾いてきたらたっぷりとあげるようにしましょう。
基本的には病気や害虫の被害は少ないとされていますが、栽培環境によってはすす病や立枯病、炭疽病となったり、カイガラムシやアブラムシが付くことがありますので、枯れさせないようにするためにも日頃から良く植物を観察することをおすすめします。
寒さに強い品種とされていますが、冬場の寒い時期は室内に入れてあげる方が良いかもしれません。
育てていく上で注意したいポイント
今度は、ヘデラを育てていく上での注意したいポイントとしてはどんなことがあるのか解説していきます。
ヘデラは耐陰性の植物ではあるのですが、それでもあまり日光に当て過ぎないと葉が枯れて落ちてしまうことも考えられます。
そのため、時々は室内から出して日光浴をさせてあげるのが良いのではないかと思われます。
ただ、夏場などの日差しの強い場所に何時間も当置いたままにしておくと、葉焼けを起こして枯れてしまう危険性があるので注意が必要と言えます。
耐陰性なので、全くの日陰でも育たないことはないのですが、日に当てなさすぎると徒長したり、ヘデラの特徴である班入り品種の場合には班が綺麗に出ないこともあるとされています。
これらのことに気を付けて、上手に育てていけると良いですね。