植物の本葉とはどんなもの?数え方について

植物のことは知っていても、本葉や双葉、子葉など細かい名前や数え方を言われると途端にわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで、植物の本葉とはどんなものなのか、数え方などについて解説していきます。

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本葉とはどんなもの?

植物の芽が出てきて、そこから葉っぱに成長する姿は非常に愛らしく、また頼もしく見えるものですよね。

植物の、最初に出てくる葉の中でも本葉という言い方をする葉っぱがありますが、本葉とは実際どんな葉っぱなのかご存知の人はどれくらいいるでしょうか。

最近では、植物も種からではなく苗や挿し木から始める人も少なくないので、種から目が出てきた本葉か出るまでを見たことがないという人も多いのではないかと思われます。

では、実際に本葉とはどんなものなのでしょうか。

植物の種を植えると、最初に双葉が出てくるのですが、その双葉の後に出てくるのが本葉とされています。

本葉の数え方とは

植物の種類によっては、芽が出てくるまではあまり直接日光に当てないようにして、本葉がすべて出てきたらしっかりと日光に当てるようにする種類もあるとされています。

そのためには、本葉が何枚出てきたのか数えておく必要があると言えるでしょう。

しかし、実は本葉の数え方は難しく中には対になって生えてくる葉っぱもあるとされていますので、人によっては一枚で数えるのか対で数えるのか迷ってしまう人も少なくないでしょう。

本葉は対で葉っぱが出てきたとしても、数え方は一枚ずつ数えるのが一般的とされています。

場合によっては対で出てくることもあるので迷ってしまうこともあるかもしれませんが、対で出てくるのであればそれで2枚と数えて良いとされています。

本葉よりも先に子葉が出てくる?

園芸初心者が初めて種から植物を育てている場合、双葉の後に本葉ではなく子葉が出てきて混乱した、なんて経験をしてしまう人も少なくないようです。

なぜ本葉が先ではなく、子葉が先に出てしまうのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

実は、子葉は葉っぱではなく、胚乳という栄養源でありその子葉を栄養として根や茎、葉っぱが出てくるとされています。

そのため、本葉よりも先に出てきたからと言って慌てる必要はないと言えます。

植物は生き物なので、場合によっては説明書や園芸本などに書かれているように、思い通りに育たないこともあるかもしれません。

生き物である以上すべてが教科書通りに出てくるとも限りませんが、たとえ教科書通りに育たなかったとしても、植物が元気そうで順調に育っているのであれば様子を見ながら育てていくのでも問題ないのではないでしょうか。

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