植物は虫がつくから育てたくないという人も少なくないと思われますが、逆に防虫効果がある植物がいることをご存知でしょうか。
そこで、防虫効果になるおすすめのしょくぶつにはどんなしゅるいがあるのかについて解説していきます。
その1:ハーブ系の植物
植物と言えば、虫が湧いたり虫がつくから室内で育てたくないという人も少なくありませんが、実は逆に防虫効果があることをご存知でしょうか。
確かに、余計に虫を呼び寄せてしまう種類もいるとされていますが、虫の嫌いな臭いをまとっているので逆に防虫効果に効果的な植物もあるのです。
では、どんな種類の植物が防虫効果を発揮してくれるのかというと、まず挙げられるのはハーブ系の植物です。
ハーブは香りが強く、料理のスパイスなどにも使用されることが多いですが、実は虫が嫌う臭いをしているものも少なくありません。
例えば、イタリア料理などに欠かせないバジルなどは、蚊やハエを遠ざける効果が期待できるとされており、それ以外にもラベンダーやミント、ローズマリーやユーカリなども防虫効果が期待できる植物とされています。
その2:マリーゴールド
赤や黄色、オレンジ色と言った配色の鮮やかな花を咲かせるマリーゴールドは、逆に一見虫を寄せ付けそうな感じがしますが、実はこの植物も防虫効果があるとされています。
特に、夏場になると出てくる蚊を寄せ付けない効果が期待できるとされているので、大きなお庭があるお家の人や家庭菜園をしている人のおうちでは、必ず栽培すると良いかもしれません。
お庭でバーベキューや流しそうめんなどを楽しみたいときに、マリーゴールドを蚊よけとして栽培しておくと、防虫効果だけでなく目にも鮮やかなので見る人の視覚も楽しませてくれるのではないでしょうか。
その3:キク
日本では仏様にお供えするイメージが強いキクですが、実は防虫効果があることをご存知でしょうか。
おひたしなどにして食用としても用いられるキクですが、実は虫除け花としても知られていることをご存知のない人は、結構いるのではないかと思われます。
多くの人が、見るだけで背筋が凍るというゴキブリや、コガネムシ、ノミやダニなど虫から防虫する効果があるとされています。
また、英語で「ベッドバグ」として問題になっている南京虫(トコジラミ)にも効果があるとされ注目を集めています。
このように、植物はただ虫を寄せ付けるだけではなく、防虫効果もある種類がいることを理解できたではないでしょうか。