大切にお世話をしている植物が病気になってしまう前に、その対策は考えておく必要があると言えます。
特に、植物の葉が白い状態になった時には、病気なのかそうではないかどう判断すれば良いのでしょうか。
植物の葉が白いのは病気?
いつもお世話をしている植物の元気がないと思ったら、良く見ると葉が白い状態となっているとしたら、それは病気の可能性もあるかもしれません。
もともとの植物の色として葉が白いのであればともかく、もともと白くならない品種なのに白い場合には病気であることが多いと言えるでしょう。
では、植物の葉が白くなる病気としてはどんな病気が考えられるのか気になるところですが、葉が白いだけであればうどんこ病の可能性があると言えます。
うどんこ病は、まるで葉に小麦粉などを付けたように粉がふいたような斑点ができる病気ですが、原因はどんなことが考えられるのでしょうか。
葉が白い病気の原因は?
植物の葉が白い状態となる病気としてはうどんこ病が考えられますが、その原因は何なのでしょうか。
うどんこ病の原因で考えられるのは、糸状菌と呼ばれるカビの一種が原因とされています。
人間の目には見えない、土や落ち葉の中にいる糸状菌が植物についたり、風に飛ばされて付着することもあるようです。
うどんこ病の原因である糸状菌は20~25度くらいの気温になると活発に活動を始めるとされており、また比較的乾燥した状態となると発生しやすくなります。
昼夜の温度差に幅がある時や、空梅雨なども発生しやすくなりますので、日頃から植物をよく観察しておくのが良いと言えます。
葉が白い状態になってしまった場合の対処法
うどんこ病で歯が白い状態となってしまった時はどう対処すれば良いのか解説していきます。
うどんこ病になってしまった場合の対処法として一番簡単なのは、殺菌剤の散布とされています。
薬液を散布する場合には、土の中の糸状菌が感染する事を考えて、地面から近い位置はもちろん、葉の裏にも散布しておくのが良いとされています。
加えて、普段からうどんこ病にならないように予防をしておくのも大切なことだと言えます。
うどんこ病の予防としては、同じ種類の植物をたくさん並べないことや、葉が密集し過ぎないように気を付ける、風通しの良い状態を保つ、乾燥させないように気を付けるなどが挙げられます。
うどんこ病は植物の品種によって発生度合いが違いますので、品種が異なれば病気が二次感染することは少ないですが、同じ種類の植物がたくさん密集していると感染しやすくなると言えます。
これ以上病気を広げないようにするためにも、日頃から病気を発生させないように気を付けてお世話をしていくのが良いのではないでしょうか。