植物の歴史は実は人間よりもはるかに奥深い?

植物は人間が誕生するはるか大昔に誕生していますが、その歴史を考えると非常に奥が深いとされています。

では、植物の誕生の歴史はどのようになっているのかについて解説していきます。

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植物はいつ誕生した?

植物の中で最も進化している種類は春の風物詩である桜に代表される、被子植物とされています。

植物の歴史は、人間だけに限らず動物の歴史よりもはるか大昔に始まっていることをご存知でしょうか。

そもそもの植物の誕生の始まりは先カンブリア時代に誕生した藻類が最初とされており、基本的には水中で生息して茎や葉、根っこといった区別がない植物とされています。

誕生した頃からその姿を変えず、そのままの姿を維持している生き物の一種です。

その後、恐竜を始め様々な動物や私たち人間が誕生してからもずっと長いことその歴史を生き続けているのですが、それを考えると生きた化石と言われているシーラカンスやカブトガニなどよりも、はるかに植物の方が生きた化石と言えるのではないでしょうか。

その後誕生した植物は?

植物の歴史を考える上で、始めに誕生したのが藻類だとされていますが、多くの人がご存知の通り植物の誕生や歴史はそれだけに留まりません。

藻類の次に誕生したのがコケ類とされており、水中だけでなく地上でも生息できるように進化した結果と言えます。

その後に誕生した植物が、石炭の材料ともなる大繁栄を遂げたシダ植物であり、このシダ植物の誕生によりその後の歴史で誕生する人間にとっても産業革命を起こす大きなきっかけとなったとされています。

古代ペルム紀になると、種を持つ裸子植物が誕生しますが植物の進化の歴史の中でも初めて種を持ち始めた種類であり、この進化によってより広範囲に勢力を広げることが可能になったとされています。

そして、中世ジュラ紀になるとようやく被子植物が誕生して植物たちはこの後に誕生した恐竜や動物などと共に大繁栄を遂げることとなるのです。

この先も新たなる進化を遂げるかも?

植物は動くことも言葉を発することもできず、弱い生き物だと思われがちですが、実は植物ほど生命力が強い生き物は、これまでの生き物史上いないのではないかと思えるくらい、実は非常に賢くたくましい生き物とされています。

確かに、自然によって淘汰されたり芽が出てもすぐに流されたりするなど弱い部分もありますが、そういった歴史を繰り返しながらどのように生き残るかを考えそれぞれ進化して、今現在もその姿をほとんど変えることなく生息しているのです。

また、植物の種類によっては1000年も2000年も長生きする種類もあるとされており、人類なんかと比べたらはるかに強く賢く、そして丈夫で強い生き物と言えるのではないでしょうか。

もしかしたら、人間が地球上から滅びたとしても植物だけは生き残って、新たな進化の歴史を重ねながらまた大繁栄を遂げることになる可能性も十分に考えられると言えます。

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