植物を育てることで元気になれる?「園芸療法」の効果とは

植物を育てるとなると毎日のお世話が大変と思ってしまう人も多いかもしれませんが、実はよい効果を生むことがあるのをご存知でしょうか。

植物を育てることで元気になれる、「園芸療法」とはどんなものなのかについて解説していきます。

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植物を育てる「園芸療法」とは?

気持ちが落ち込んでいる時、元気がないときまで植物をお世話するなんて、無理だと思われる人が多いかもしれません。

しかし、植物を育てることは実は豊かな心を育んだり、精神的に病んだ心の闇をほぐすのに効果的とされており、園芸療法として取り入れていることもあるようです。

植物を育てることでどうして元気になれるのか、また療法となるのか不思議に思う人もいるかもしれませんが、実際に植物を育てることは様々な良い影響をもたらすとされています。

実際に、園芸療法は生活不活病や認知症予防、介護予防などにも利用されており、植物を育てることがそれだけ人の心や体にもたらす影響は大きいということになるのです。

どんな効果がある?

では、植物を育てることでどんな効果が得られるのか気になるところです。

植物を育てるためには、土に触れたり自然に触れることになりますが、実はそれが人間の心にも体にも良い影響をもたらすとされているのです。

種から植えた植物を丹精込めて育て、そこで出来た野菜や果物などの実を食べることは、人間の五感のすべてを刺激するので脳の活性化にも良いとされています。

また、台風や大雨などの困難が降りかかってもただ単純に自分を成長させようとする植物の姿に触れることで、自分も同じようにシンプルに元気になれるのではないかという前向きな気持ちになることもできると言えます。

その他にも、芽が出たり育てている植物が成長することで家族や介護者、介護される立場の人の間で笑顔や言葉のコミュニケーションが交わされることで、より良い関係を新たに再構築することもできるとされているのです。

植物を育てることは子供にも効果的!

園芸療法の効果は、何も大人だけではなく知育の面から考えても子供にも良いとされています。

現代は、マンションやコンクリートに囲まれた環境でなかなか土や植物に触れる機会は少ないとされていますが、子供の情操教育に土や植物に触れることはとても大切なことだとされているのです。

身近な花や植物に触れる「花育」というのも、子供の優しい心を育て豊かな精神を育むのに効果的と言われており、それだけに限らず植物がどのように成長していくことを知るための探求心や創造力を伸ばす良い機会でもあるのです。

このように、植物を育て触れることは大人だけでなく子供にも非常に良い効果をもたらすとされていますので、コンクリートジャングルに囲まれスマートフォンに操作されている今の生活を少し置いて、時々は植物を育てることに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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