植物を育てていく上で病気の発生は避けられないこととされていますが、原因としてはどんなことが考えられるのでしょうか。
また、植物の病気の対策法などについても解説していきます。
植物の病気の原因は?
大切にお世話をしている植物が病気になってしまうと悲しいですが、病気のなどのトラブルは植物を育てている以上避けては通れない事と言えます。
では、そもそも植物が病気になる原因としてはどんなことが考えられるのでしょうか。
病気になる原因として最も多いのは土の中にいる目に見えない糸状菌が風に運ばれて葉や茎などに付着し、そこから繁殖していくカビの一種が原因で発生することが多いとされています。
生きている以上、病気になるのは避けられませんので、病気の症状を発症している植物を見つけたら直ちに対処してこれ以上被害が拡大しないように食い止めていくのが良いのではないかと思われます。
原因は過剰なお世話?
病気になる原因はカビに感染することによって発症することが多いとされていますが、実は病気の原因はそれだけには限りません。
植物を育てているとなると、つい過剰にお世話をしていることはないでしょうか。
確かに、犬や猫、鳥などお世話に手間がかかる生き物のことを考えれば、植物も同じように甲斐甲斐しくお世話をするべきなのかもしれません。
ただ、植物は人間がそこまで過剰にお世話をしなくても、その時々の環境や栄養状態ですくすく成長していく、実はたくましい生き物でもあります。
少し乱暴に言ってしまうと、鉢植えなど水やりをしなければいけない状態でなければ放っておいても育つとも言って良いでしょう。
植物が病気になる原因としては、人間がお世話という名目で過剰に水やりや肥料を与えることで、返って植物が苦しくなってしまい病気になってしまうことも考えられるのです。
植物が病気にならない対策は
では、植物が病気にならないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。
植物を育てる上で、病気にならないようにするのは当然の事と言えますが、やはり日頃から病気にならないような工夫をしていくのが良いのではないかと思われます。
例えば、たくさん植えたいからと言って株を密集させて植えたり、風通しがあまり良くないところに置いたりするなど、植物は環境が悪い状態でも病気になることが考えられます。
また、植物の種類によってはしっかりと日光浴をさせてあげるのが良い種類もいれば、逆に半日陰の方が良い種類などその植物それぞれの特色や育て方もあると言えますので、今育てている植物はどのように育てるのが良いのか十分に理解した上でお世話をしていくのが、病気にならないようにする対策と言えるのではないでしょうか。