ベランダや庭など外で植物を育てている人も多いかもしれませんが、中には部屋の中で大事に育てている人もいることでしょう。
実は、植物を部屋に置くことで期待できる効果があることをご存知でしょうか。
効果その1:空気清浄効果
植物を部屋の中に置くことで得られる効果としては、どんな効果があるのか考えたことはあるでしょうか。
まず挙げられるのは、空気清浄効果です。
特に観葉植物を部屋に置くと空気が綺麗になると言われており、厳密には観葉植物の土壌に棲んでいるバクテリアなどが空気中の汚染物質を濾過して正常化する作用によって空気が正常化されると言われています。
その他にも、空気中の有害物質を吸着してくれる効果や、自分たちの体を守るために放出しているフィトケミカルを空気中に放出してくれることで、空気中に浮遊している人体に有害なカビやバクテリアを抑制する効果もあるとされています。
また、光合成を行うことで部屋の酸素量も増やしてくれるので、良い空間作りに役立てることが出来ると言えるでしょう。
効果その2:リラックス効果
植物を部屋に置くことでの効果としては、リラックス効果もその一つとされています。
私たち人間は常にストレスに晒されながら生活していますが、植物が目に入る環境下にいることで、人間の脳内に筋肉の緊張をほぐし血圧を低下させるアルファ波が増幅される効果があるとされています。
植物の緑を見ると心が癒されたりするのは、植物を見ることで人間の脳内においてそのような作用が起きているために気持ちがリラックスするということです。
会社の室内に観葉植物を継続的に置くことによって、実際に職場の環境が改善されたり職場で働く人たちがネガティブな影響を受けにくくなるとも言われています。
それだけに限らず、仕事上のミスの減少や遅刻の減少など、モチベーションが向上するなどの効果も期待できるとされています。
効果その3:視覚疲労緩和効果
仕事をしていると、ついパソコンの画面ばかりを追う生活となってしまう人は少なくありませんが、植物には目の疲れを癒してくれる視覚疲労緩和効果も期待できるとされています。
実際に、植物がある状態とない状態でパソコンなど目が疲れる仕事をしてもらったところ、前者の人の方が眼精疲労が少なかったという実験結果もあることから、植物が目の癒しになることは間違いないようです。
加えて、植物を部屋に置くと根から水を吸ってそれを葉から蒸発させるという蒸散作用もあるために乾燥防止効果も期待できるため、ドライアイの改善などにも役立つと言えます。
このように、植物を部屋に置くことは様々な効果が期待できるとされていますので、会社や職場はもちろん、デスク周りに一つ置いてみてはいかがでしょうか。