植物を育てるにあたって、害虫などの被害を被ってしまうのは仕方ない事と言えますが、特に厄介なハダニ退治は大変だとされています。
ハダニとはどんな害虫なのか、またハダニ退治として有効な方法などについても解説していきます。
ハダニってどんな害虫?
植物にとって厄介な害虫の一つであるハダニに悩んでいる園芸好きの人は多いのではないかと思われます。
ハダニ退治を考える前に、まずはハダニとはどんな害虫なのかについて解説いたします。
ハダニは産卵が非常に特徴的な害虫とされており、無精卵でオスが生まれ受精卵ではメスが生まれる変わった虫です。
クモのような糸を吐き出すため、英語では「スパイダーマイト」などと呼ばれることもあり、非常に早いスピードで世代交代を繰り返し肉眼では見えないので、人間の中途半端な攻撃ではなかなか根絶することは難しいとされています。
ハダニ退治をしないと植物はどうなる?
ハダニの生態やどんな虫なのかについては理解できたと思われますが、ハダニ退治をしないと植物はどうなってしまうのか気になるところです。
害虫は駆除しても退治してもすぐに発生してしまうので、植物の生育に問題がないなら少しくらい放置してしまっても良いと思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、ハダニ退治をせずにそのまま放置してしまうのは非常に危険なことだとされています。
ハダニは、葉の裏に寄生して葉に白い斑点を付けたり葉に傷をつけたりするのですが、そのまま放置してしまうとその被害が葉っぱ全体に広がってしまうと言われています。
リンゴや梨などの落葉果樹や柑橘系などに寄生してしまうと、葉焼けや葉肉崩壊症を引き起こしたり、花弁を吸汁するので開花時期を遅らせてしまうなどの被害が出てくるとされています。
ハダニ退治におすすめの方法とは?
では、ハダニ退治におすすめの方法としてはどのような方法で退治すれば良いのでしょうか。
実は、ハダニは薬剤を散布してもあまり効かないとされており、もし効いたとしても早い世代交代を繰り返すうちに耐性ができてしまい、効かなくなってしまうことが考えられるのです。
ただ、高温や乾燥には非常に強いとされているのですが、水に弱い性質があるため、ハダニ退治方法としては基本は水攻めが良いとされています。
おすすめの方法としては、霧吹きや霧吹き器などを使用してハダニに水をかけるシリンジ方法が簡単で、繁殖力を抑制する効果があるので非常に有効とされています。
特に、強力な圧力をかけた圧縮水を吹きかけると物理的にハダニを吹き飛ばすことが出来るだけでなく、繁殖力も抑えられるので良いと言えるでしょう。
安全性の高い農薬などを使用するのも良いですが、もっとも原始的なこの水攻めは費用がかからず非常に手軽な手段でもありますので、試してみる価値はあるのではないでしょうか。