植物における根の働きについて!根詰まりとはどんなこと?

植物にとって根は非常に重要な働きをしていますが、実際にはどんな働きをしているのでしょうか。

また、根が起こしやすいトラブルである根詰まりとは、どんなことかについても解説していきます。

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植物の根の働きとは

植物にとって根っこは成長する上で欠かせない器官と言えますが、実際の根の働きとしてはどんな働きをしているのか気になるところです。

植物にとって、茎や葉っぱが上半身だとしたら、根っこは下半身に当たりますが、人間にとっても上半身も下半身も重要な器官であるのと同じく、植物にとっても下半身である根っこは重要な役割を担っています。

根の働きとして最も重要な役割は、土に含まれた栄養や水分を吸い上げてそれを植物の体の隅々まで送る役割です。

そして、土に溶けている肥料成分から利用できる分だけを吸い上げてそれも、植物の体全体に送るとも言われています。

つまり、植物の根の働きは食べ物としての口と同時に、その栄養を消化する胃腸の役割もあると言えます。

また、根っこには植物の体の全体を支える脚代わりの役目もあるなど、根の働きは植物にとって非常に大切な役割りをしていると言えるでしょう。

根詰まりってどんなこと?

植物の根の働きについては理解できたと思われますが、順調に育っていれば問題ないものの時にはトラブルに見舞われることがあるとされています。

どんなトラブルなのかというと、根詰まりです。

根詰まりとは、鉢植えの中で根っこがぎゅうぎゅうの状態となり、それ以上成長できなくなっていることを指します。

根詰まりによって鉢植えの底がぎゅうぎゅうになっている状態ですと、当然十分に土から栄養や水分を吸収できなくなります。

それまでは順調に育っていたのに、急に植物の生育が悪くなったと感じたら、根詰まりを疑った方が良いかもしれません。

根詰まりのサインは、鉢植えの底を除いたときに根が出てきていたら、根詰まりのサインと言えます。

根詰まりが起こった時の対処法

では、根詰まりが起こった時の対処法としてはどのようにすればよいのでしょうか。

根詰まりが起こった時の対処法としては、やはり鉢植えを一回り大きなものに変えるのが良いと言えます。

根詰まりを起こしていると、根と根が絡み合ってぎゅうぎゅうとなっていることがありますので、ゆっくりと優しくほぐして古い根と土はカットします。

植え替えたら新しい土を足して、その後たっぷりと水をあげるようにしましょう。

根詰まりはチューリップなどの球根類でも起きやすいので、根詰まりを起こしていないかこまめに鉢植えの底をチェックしておくことをおすすめします。

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